「夜職」とかいうクッサイ言葉の発生源、特定されるwwwwwwwwwwww

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  • 「夜職」を誰が最初に作ったのかは、確認できる資料では特定できませんw
  • ただし2008年の『小悪魔ageha』では、すでに「夜職」「昼職」が普通に使われています。
  • その後、業界内の便利な分類語⇒ネット⇒求人・転職ビジネスへ広がり、現在の巨大ワードになった可能性が高そうです。

はじめに

「夜職やってます」「夜職から昼職に転職しました」。

SNSを見ていると、もはや説明不要レベルで飛び交っている「夜職」という言葉。

でも、ちょっと待ってください。

夜に働く仕事なら、警備員も看護師もコンビニの深夜勤務も夜職なのか?

……と思ったらそういう意味ではないらしいwww

さらに謎なのが、その反対語として当然のように使われる「昼職」です。

会社員が朝起きて、

「さて、今日も昼職行くか!」

なんて普通は言いませんw

では、この独特すぎる「夜職/昼職」という世界観は誰が作ったのでしょうか。

古いネット資料や雑誌関連資料まで遡ってみると、意外とおもしろい歴史が見えてきました。

 

【1】発明者を探した結果⇒「某雑誌」が正解っぽいwww

「夜職という言葉を最初に作ったのは○○です!」

と断言できる資料は確認できません。

むしろ可能性が高いのは、夜の業界内部で自然発生した俗語でしょう。

興味深いのが2008年です。

2008年11月号の『小悪魔ageha』について、当時の記事では「夜職」という言葉が普通に使われ、さらに「夜職卒業」「昼職人生」という対になる表現まで確認できます。

2010年の『小悪魔ageha』分析資料でも、同じ2008年11月号に「夜職」「昼職」が登場したことが記録されています。

つまり少なくとも、

2008年には完成形で存在していた。

これ、けっこう重要です。

「夜職」が先にあって「昼職」が後から作られたのか、それともセットで生まれたのかすら分かりません。

発明者不明。

でも平成ギャル界隈では普通に通じている。

ネットスラングの考古学みたいになってますwww

 

【2】『小悪魔ageha』が発生源!? 「巨大な拡声器」だった可能性

では『小悪魔ageha』が作ったのか?

ここも断定はできません。

ただし、拡散にかなり相性のいい媒体だったとは言えそうです。

当時の『小悪魔ageha』はキャバクラ嬢を主要読者の一つとする雑誌でありながら、単なる業界誌ではなく、ファッションや生き方そのものを扱う雑誌でした。2010年の分析でも、キャバクラ勤務歴のあるモデルが多く登場していたことが記録されています。

そこで、

「キャバクラを辞める」

ではなく、

「夜職を卒業する」

そして、

「会社に就職する」

ではなく、

「昼職人生へ行く」

という言葉が使われる。

これ、めちゃくちゃ物語を作りやすいんですよねw

「夜」から「昼」へ。

暗い場所から明るい場所へ。

別世界への移動みたいに見える。

言葉として妙にドラマチックなんです。

だから雑誌の見出しにも強い。

SNSのプロフィールにも強い。

転職広告にも強い。

単なる勤務時間の分類だったら、ここまで定着しなかったかもしれませんw

 

【3】最大のツッコミどころ⇒夜に働いても「夜職」じゃない

ここが一番ややこしいところです。

現在「夜職」と呼ばれるのは一般的に、キャバクラ、クラブ、ラウンジ、ホスト、ガールズバーなどを中心としたナイトワーク系の仕事です。

一方で、

夜勤の看護師。

深夜の警備員。

夜間配送。

コンビニ深夜勤務。

こうした仕事は普通、「夜職」ではなく「夜勤」とされます。業界系解説でもこの区別は明示されています。

逆にさらに面白いのが、

昼間に営業する店で働いていても「夜職」と呼ばれることがある。

もう「夜」とは何なのかwww

つまり現代の「夜職」は、

働く時間帯を表す言葉ではなく、特定の業界文化に所属していることを示すラベル

になっているわけです。

ここまで来ると「夜」は時計の夜ではありません。

「昼の会社社会」と対比される文化的な夜なんです。

だから一般のひとからすると、

「いや、それ夜勤でよくない?」

と思うのに、業界内部では全然違う。

このズレこそ、「夜職」という言葉が妙にクッサく感じられる最大要因かもしれませんw

 

【4】「水商売」より便利なオブラートだった説www

昔からある言葉なら「水商売」があります。

ではなぜ、新しく「夜職」が必要だったのでしょうか。

理由の一つとして考えられるのが、

水商売より範囲をぼかしやすいこと。

現在の用法では「夜職」は、水商売系だけでなく、さらに広いナイトワークをまとめて指すケースがあります。

しかも響きが妙にニュートラル。

「水商売しています」

より、

「夜職です」

のほうがカテゴリー名っぽいですよね。

職歴の細部まで説明する必要がない。

SNSでも書きやすい。

求人広告でも使いやすい。

会話でも、

「何の仕事?」

「夜職」

で一旦終了できます。

説明を省略できるオブラートとして猛烈に便利なんです。

ところが便利すぎた結果、

キャバクラも、

ホストも、

ラウンジも、

その他の業態も、

全部まとめて「夜職」。

巨大すぎる袋が完成しましたwww

本来かなり違う仕事内容なのに、一言でまとめられてしまう。

便利な言葉ほど雑になるという、日本語あるあるですね。

 

【5】「昼職」を生み出した瞬間、世界が二分されたwww

そして個人的に一番おもしろいのが「昼職」です。

「夜職」が単独で存在しているだけなら、単なる業界用語です。

ところが、

夜職 vs 昼職

という対立軸を作った瞬間、一気に世界観が完成します。

夜の業界から見れば、

会社員も、

ショップ店員も、

事務職も、

営業職も、

全部まとめて「昼職」。

乱暴すぎますwww

実際、2021年に読売テレビの道浦俊彦氏が「夜職」を取り上げた際、複数の主要国語辞典を確認しても当時は掲載されておらず、「新しい言葉なのかもしれない」と紹介しています。

つまり業界内部では2000年代から使われている一方、一般社会から見ると2020年代になっても、

「何その言葉?」

という距離感が残っていたわけです。

さらに夜職経験者向けの転職サービスでは、「昼職」という言葉自体が一つの大きなカテゴリーとして使われています。ある転職サービス運営者も、キャバクラ勤務経験者への聞き取りで「昼職」という表現を知ったと語っています。

つまり、

業界内部のスラング
↓
雑誌
↓
ブログ・SNS
↓
求人サイト
↓
転職ビジネス
↓
一般社会

こんな感じで徐々に外へ漏れ出してきた可能性が高そうです。

誰か一人の天才コピーライターが作ったというより、

みんなで使っていたら巨大ワードになった

というオチのほうが現実に近そうですね。

 

質疑応答コーナー

セイジ
先生、じゃあ結局「夜職」って誰が作ったのかマジで分からないんすか??

プロ先生
はい。少なくとも公開資料から「このひとが命名しました」と特定するのは難しいです。ただ、2008年の『小悪魔ageha』ではすでに「夜職」「昼職」が使われているので、それ以前から業界内部で流通していた可能性は十分あります。雑誌が発明したというより、すでにあった言葉を可視化したと考えるほうが無難ですね。

セイジ
でも夜にコンビニで働いてるひとは夜職じゃないって、意味めちゃくちゃじゃないっすか??

プロ先生
そこが面白いところです。「夜職」の「夜」は勤務時間そのものより、ナイトワーク業界という文化圏を表しています。だから昼間営業でも夜職扱いになる一方、深夜の警備員は夜勤です。論理的な分類というより、業界スラングとして育った言葉なんですね。

セイジ
「昼職」までセットで言い始めると、ちょっと世界を二分しすぎじゃありません??

プロ先生
まさにそこですw 「昼職」は一般企業側が積極的に名乗った言葉ではなく、夜の業界側からそれ以外を分類するときに便利な言葉として広がったと考えると分かりやすいです。だから一般社会では少し違和感があるのに、業界内部では普通に通じる。この温度差が今も残っています。

 

まとめ

  • 「夜職」の発明者は不明。ただし2008年には「夜職/昼職」がすでに確認できます。
  • 『小悪魔ageha』など平成の夜文化⇒ブログ・SNS⇒求人・転職業界へ広がったと見ると流れが分かりやすいです。
  • 結局「夜職」がクッサく聞こえる最大の理由は、勤務時間ではなく「昼の世界/夜の世界」という壮大な世界観まで勝手に背負っているからかもしれませんwww
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プロ先生

色々な話題を整理して5つのポイントに整理するのが得意です。お酒はたしなむ程度に。

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