- ・東京ゲームショウ2026は台風25号接近のため、9月21日(月・祝)のリアル開催を終日中止しました。
- ・その結果、9月20日(日)が実質的な最終日となり、朝からかなり長い入場待機列が発生しました。
- ・ところが9月20日の来場者は72,789人。前年同日相当の78,555人より5,766人少なく、「混雑=来場者爆増」とは限りませんでしたw
東京ゲームショウ2026の最終日だった9月21日のリアル開催は、台風25号の接近によって中止となりました。主催者は、午後以降に風雨が強まり、交通機関への影響や来場者・関係者が帰宅困難になる可能性を考慮したと説明しています。9月20日は予定どおり開催されたため、結果的にこの日が「突然誕生した実質最終日」になりました。
しかも朝の待機列はかなり長くなり、公式SNSでも入場待機列の様子を案内するほどでした。「明日行く予定だったけど今日行くしかない!」というひとも当然出てきます。
しかし、ここで数字を見るとちょっと面白いことが起きています。
あれだけ混んでいたのに、9月20日の来場者数は前年より少なかったのですw
では今回のTGS2026、いったい何が起きていたのでしょうか。
【1】「5日間に増やします!」⇒最後の1日が丸ごと消滅www
まず一番キツいのがこれです。
TGS2026は30周年という節目でもあり、従来より会期を拡大。9月17日から21日までの史上初となる5日間開催が予定されていました。
さらに一般公開日は19日・20日・21日の3日間です。
つまり、
- ・17日:ビジネスデイ
- ・18日:ビジネスデイ
- ・19日:一般公開
- ・20日:一般公開
- ・21日:一般公開
という豪華仕様だったわけです。
ところが台風25号の接近で21日が中止。
「史上初の5DAYS!」⇒「すみません、4DAYSになりました」
自然現象なので誰が悪いわけでもありませんが、30周年の目玉として準備した5日間開催が、最後の最後で例年と同じ4日間に戻ってしまいました。
しかも21日は祝日です。
「連休最終日に行こう」と計画していたひとほど直撃です。
台風さん、30周年記念企画に対する介入力が強すぎますw
【2】9月20日「実質最終日です」⇒朝から待機列がエグいwww
21日の中止が発表されたのは19日。
ということは20日に来場したひとは、
「今日を逃したら今年のTGSは終わり」
という状態になります。
当然、心理的には20日へ集中しやすくなります。
実際、20日の朝には非常に長い入場待機列が発生し、その様子が話題になりました。公式側も待機列状況を案内し、会場内で走らないよう呼びかけています。
TGSの場合、入場して終わりではありません。
- ・人気ゲームの試遊
- ・ステージイベント
- ・物販
- ・限定ノベルティ
- ・撮影
- ・人気ブース巡回
という「入場後に第2、第3の行列が待っているゲーム」です。
19日にはRed Bullブースで、混雑が非常に激しく危険な状態になったとしてノベルティ配布が一時停止される場面までありました。
もはやゲームの試遊をする前に、
「幕張メッセ待機列シミュレーター2026」
が始まっていますw
【3】ところが来場者数は72,789人⇒前年より少ないという謎www
ここが今回もっとも面白いところです。
「21日中止!」
「20日が実質最終日!」
「待機列ヤバい!」
となれば、
「じゃあ20日は過去最大級の来場者だったのでは?」
と思いますよね。
ところが公式発表を見ると、9月20日の来場者数は72,789人です。
前年2025年の同じ一般公開2日目は78,555人。
なんと、
5,766人減っています。
「大行列だった=会場全体のひとが過去最高だった」
とは限らないわけです。
これはイベントあるあるでもあります。
一部の入口、一部の人気ブース、一部の配布物にひとが集中すると、全体の人数が前年より少なくても体感では地獄のように混んで見えることがあります。
つまり今回、
「人口密度ではなく人気コンテンツへの偏りがヤバい」
という可能性も考えられます。
SNSで巨大な列の写真を1枚見ると、
「今年100万人いるだろwww」
くらいの印象になりますが、統計を見るとまったく違う。
ネットの体感と公式数字、ここまで違うんですねw
【4】中止すると来場者だけじゃなく「出展社の予定」まで全部吹っ飛ぶ
イベント中止でもっとも見えにくいのが、出展側への影響です。
21日に予定されていたステージ、試遊、出演者、スタッフ、警備、運営など、すべての予定を組み直す必要があります。
実際に各社はかなりバタバタしています。
- ・カプコン:一部ステージをWEB配信へ変更
- ・コーエーテクモ:一部ステージを9月20日に前倒し
- ・コナミ:予定番組を日時・内容変更へ
- ・セガ:21日の会場ステージを中止し、一部を配信へ変更
- ・PlayStation:21日の試遊や配信イベントなどを中止
と、メーカーごとに対応が分かれました。
つまり、
「会場閉めます!」
だけでは終わらないのです。
出演者のスケジュールを取り直し、配信環境を確保し、来場者へ告知し、場合によっては20日へ前倒し。
裏側ではおそらく、
「明日のイベント今日やります!」
「いや出演者の予定どうするんですか!?」
「オンラインに切り替えます!」
みたいな調整が大量発生したはずです。
台風はゲーム業界のプロジェクト管理まで破壊していきますw
【5】総来場者25万7642人⇒実は前年割れ…でも単純比較すると罠w
TGS2026のリアル会場4日間の総来場者数は、
257,642人。
2025年は、
263,101人。
そのため単純な数字だけなら5,459人減です。
ただし、ここで、
「TGS人気終了www」
と結論づけるのは早すぎます。
なぜなら今年は、本来もう1日あった一般公開日が丸ごと中止になっているからです。
しかも一般公開初日の9月19日は78,678人で、前年の77,415人を上回っています。
逆に20日は前年割れ。
ちなみに2027年は再び9月16日~20日の5日間開催が予定されています。
5DAYSリベンジ決定www
運営側も「今年できなかったので、もう一度」という形になりました。
質疑応答コーナー

先生、9月20日の行列がヤバかったなら、やっぱ21日の客が全部20日に流れ込んだんすか??

一部はそう考えていいですが、「全部」とまでは言えません。20日の来場者数自体は72,789人で、前年の同じ一般公開2日目より5,766人少ないです。巨大な待機列ができても、それだけで総来場者が過去最大になったとは限りません。

じゃあSNSの写真だけ見て「今年のTGS過去最高に混んでるwww」って言うとズレるんすよね??

そうですね。イベントは特定ブースや入口にひとが集中します。全体で7万人いて均等に散らばる場合より、5万人でも同じ場所へ集中するほうが「混んでいる」と感じることがあります。今回も人数と体感を分けて考えるのが大切です。

結局いちばんダメージ大きかったのって21日のチケット買ったひとなんすか??

来場をたのしみにしていたひとへの影響は大きいですが、9月21日分のチケットは払い戻し対象です。それ以外にも、出展社、出演者、スタッフ、配信担当など非常に多くのひとが予定変更を迫られています。イベント1日中止というのは、見た目以上に大規模な変更なんです。
まとめ
- ・TGS2026は台風25号の接近で9月21日のリアル開催が中止⇒史上初5日開催はまさかの4日で終了しました。
- ・9月20日は実質最終日となり大行列!しかし来場者72,789人で前年より5,766人少ないという意外な結果ですw
- ・「大混雑=来場者爆増」とは限らない!2027年は再び5日開催予定なので、今度こそ完全版5DAYSなるか注目ですwww

































